ジュニアファイターズ監督の一言

小学生バレーボールチーム ジュニアファイターズの監督ブログです。

卒業生が来た!

中学校の大会予選が始まってすぐ、中学三年生になる卒業生から連絡が来た!「引退したので遊びに行きます」って、おめ~随分早ぇな!まだ大会始まったばかりだぜ!中学生最後の大会なのに、はやばやと負けちゃったのね!この子は小学3年生の時に、大島南小の校庭開放でふらついていた所を「いいよ~いいよ~Qちゃんいいよ~君ならできるよ~」って、おだてまくって入部させた子!名付けて小出監督作戦!他にも何人か子供達はいたが、他の子達はそんな手に簡単に引っかかるはずはなく、まんまと罠にハマったのはこの子だけだった!小学校入学の直前まで外国で生活していたという事なので、言葉遣いが荒く、日本語が目茶苦茶だった!まずは美しく、正しい日本語の使い方から教える事になった・・・この俺が・・任せろバカヤロッ!でもフランス語のほうが得意なんだけどねぇ!マドマゼ~ル、カキマゼ~ル、ヨクマゼ~ル、得意料理は、フレンチトースト、でもチャーハンの味がします!と言う訳で、この子が今喋っている美しい日本語は私が教えました!てやんでぇ!
べらぼうめ!しかしバレーボールの練習ともなると、どうしょもなかった!お父さんと一緒に家を出て、お父さんの方が、先に体育館に着いちゃう、本人はどこかでサボって、1時間ちかく遅れて体育館に着く、なんでもブリッジが嫌で、それが終わるのを見計らって来ていたらしい!いくら仏の塩ちゃんでも、そんな事は許さねぇ!すぐに見破ったので、ずーっとブリッジの練習をさせていた!とんでもねぇサボり魔だ!中学でもバレー部に入ったと言うので、安心していましたが、お父さんの話によると、厳しい先生にも関わらず、美しく正しい日本語を巧みに操り、あれやこれや理由をくっつけちゃ、同じように練習をサボっていたらしい、そんな調子の子だから、もし、何もスポーツをやっていなかったら、どうなっていたんだろう?そう考えるとぞっとする!チャラチャラのチャラ子になっていたかもしれない!そんな子が引退してすぐに、「練習に行きます!」なんて、こんな嬉しい事はない!無駄な時間があれば絶対に遊ぶ事ばかり考えてしまうでしょう!しかしうちのチームに真っ
先にすっ飛んで来てくれて、子供達と遊んでくれている、ありがたい事です!得にこの子は遊び屋だから!バレーボールの技術が上手くなるより、シッカリした子に育ってくれた事の方が、何万倍も嬉しいです!もし曲がった道に