ジュニアファイターズ監督の一言

小学生バレーボールチーム ジュニアファイターズの監督ブログです。

退部

部員がどんどん辞めていった。いくら何でももう少し残ってもいいんじゃねぇの。去る者追わずと言いますが、非常に勿体ないですね。卒業まで続けないと見えてこない物ってのが結構ありますよ。誰もが経験出来ない貴重な時間を逃しましたね。ここは子供達に取って大きく飛躍する分岐点だったのではないでしょうか!コロナの真っただ中、外練習と言う名目でボール遊びから始めました。しかし外では正直練習にはなりません。体育館が使える様になり、本格的に練習を始めたのですが、子供達はバレーボールの練習は全くの未経験、外でのボール遊びとの違いに大いに戸惑った事でしょう。挨拶から練習開始までの段取り、練習内容も外練習とは桁外れ。想像していたのと全く違っちゃったんじゃないかな。そこを何とか辛抱して、もう一段乗り越えていたら、どって事なく今でも続けていたと思いますよ。子供達としたら、自由に楽しくやりたい。努力だとか根性なんてのはいらないんですね。更に殆どの子がいくつかの習い事をメインで習っていてバレーボールなど入る余地はなかった様に思います。監督、私はこれからバレーボール1本に絞ります!えー!嬉しい!なんてこたぁありませんでしたね。友達が辞めると、じゃ私も辞める。気持ちはよく分かりますが、自分は自分!いつまでも友達にしがみついてると、気が付いた時には自分だけひとり取り残されてしまいますよ。友達はあっという間に離れていきます。みんな独自の道へ進んで行くんですよ。それが当たり前で、自立への第1歩、成長の証しです。今回バレーボールという新たな道が開けたんだから、人より早く1歩踏み出せば何か掴む事が出来たんじゃないかな。そんな事を声を大にして駅前で演説しても多分誰にも分からないだろう!先の事を考えたら頑張った子の勝ち!辞めるのは簡単、いつでも辞められる、もう辞めますのメールで事は済む。と同時に自分の可能性にも終止符を打つ事になる!残念ですが1年後の自分の姿を想像出来なかったんですね。継続は力!今残っている子達は本物です!おもいっきりへなちょこだけどね